間食と虫歯について
みなさんこんにちは。暑くなってきましたね。
学生の皆さんは、もう夏休みに入っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
お家でダラダラとお菓子を食べたりジュースを飲んだりしていませんか?
今回は、夏休みの間に虫歯ができないように、間食と虫歯の関係性についてお伝えしたいと思います。
しっかり歯磨きをしていても、間食の回数が多いと虫歯のリスクが高くなります。
お口の中は中性(PH7)に保たれており食事をとるとお口の中が急激に酸性に傾きます。
だいたいPH5.4以下になると歯の表面溶けはじめると言われています。
図1のようにお菓子をちょこちょこ食べていると、お口の中が酸性になっている時間が長くなり、歯の表面が溶けて虫歯になってしまいます。
図2は規則正しい食生活をしているお口の中を表しています。
時間とともに酸性になったお口の中が中性へと戻っているのがわかります。
唾液にはお口の中を中性へと引き戻す性質があり、溶けはじめた歯の表面を再石灰化する力も持ち合わせています。
しかし、中性に戻る前に間食をしてしまうと、お口の中が酸性でいる時間が増えてしまい、その間歯が溶けやすい状態が続くことになります。その結果虫歯が進行してしまいます。
このことから、間食の回数が多いと虫歯のリスクが高くなることが分かります。
虫歯にならないためにも食事や間食はダラダラ食べずに時間を決めて食べるようにしましょう!!
そして寝る前にはしっかり歯を磨きましょう!
みなさん良い夏休みをお過ごし下さい(*^_^*)
2019年7月29日 (月)
カテゴリー : スタッフ