TBS「Nスタ」 5月11日(月)に取材を受けました。
TBS「Nスタ」 5月11日(月)に取材を受けました。
大和市は全国に先駆けて、PCR検査センターでの歯科医師による検査を行なえるよう大和綾瀬歯科医師会に強力要請があり、これを近藤会長が受諾しました。その流れで一般開業医として、私が取材を受けることになりました。
PCR検査協力にて、検査する人が感染することはありません。
患者様のなかには、PCR検査協力によって検査する人が感染するのではないかと心配する方もおられるかもしれませんが、感染対策を徹底的に準備しての検査になりますので感染することはありません。もしも感染したら、PCR検査センターの存続自体が成り立たなくなるからです。
現在、鼻粘膜や咽頭からの検体詐取が主流となっていますが、歯科医でも十分可能と思います。ただ鼻粘膜からの採取ですと対面方式ですしクシャミとかも出やすいと思いますので可能であれば唾液からの摂取を取り入れてほしいですね。唾液検査は検査制度も安定していると聞いていますし、摂取方法も接触しないで行えるので採尿検査のコップのように接触しないで行えるので感染を無くすことができるはずです。
歯科治療を受けてコロナ感染することはありません
歯科治療におけるコロナ感染者の報告は、現在ありません。
歯科治療でのコロナ感染リスクは高いと思われている方も多いと思いますが、コンビニより多いといわれています歯科診療所は、実はとても感染しにくい場所だといえると思います。
歯科医療は常日頃から感染対策を万全にしています
歯科医院では、常日頃からウイルスが移らない、移さない対策を徹底して行っています。
唾液、血液、肝炎、HIVなどから感染を起こさないためにマスク、グローブ、ゴーグルの着用といった対策を常日頃から行っておりますし、患者様ごとに診療台の徹底した清掃・殺菌、器具類の徹底滅菌、ディスポーザブルの使用、空気清浄を行っております。
現在はコロナウイルス感染リスクを下げるため、予約をコントールし待合室で人がなるべく交差しないようにしています。診療台も普段以上に徹底した清掃・殺菌、器具類の徹底滅菌、ディスポーザブルの使用、空気清浄を行っております。
このような取り組みが、歯科治療でのコロナ感染者を現在出していないという結果につながっていると思います。
お口のケアによりウイルス感染リスクを下げることができます
口の中をきれいにすることは、ウイルスの感染リスクを下げることができます。
インフルエンザの研究により明らかになったことは、口の中の細菌数を減らすことでインフルエンザの感染リスクを下げるこことができることが解っています。またコロナウイルスに感染した人の中で重症化し肺炎を発症した時に、細菌性の肺炎を併発したらさらに重症化します。コロナ感染による肺炎発症をコントロールするのは難しいですが、細菌性の肺炎は口の中をきれいにすることにより抑制可能ですので手指消毒やうがいも非常に大切ですが、丁寧な歯ブラシで口のなかをきれいな状態にして感染を抑えましょう。
免疫力を上げましょう
バランスの良い栄養摂取は、抵抗力を上げることができます。
咀嚼機能は栄養摂取するうえでとても大切ですが、歯周病や虫歯で歯に痛みがあったり、入れ歯が合わなくてしっかり食べれないと咀嚼が不十分なうえに、軟かい食物をとる傾向になります。長期間続くと糖質の過剰摂取になり糖尿病や成人病にり患しやすくなりますので、たんぱく質やミネラルの多い野菜などもできるだけ取るようにしましょう。そのためにも歯科治療や普段のメンテナンスは非常に大切です。
不急でない歯科治療と口腔ケアは大切です
緊急宣言がなされていると時の、不急の治療を延期することは正しいと思います。
診療のための移動により3密になることは好ましくありませんし、私たち歯科医師もそうならないようにすすんで協力したいと考えています。ただし歯科医院が感染しやすいところだから、通院を控えるなどはなるべくしない方が良いと考えます。正しい感染予防の知識をもってコロナの感染から身を守り、たとえ感染したとしても重症化しないよう免疫力を上げるようにしていきましょう。
2020年5月16日 (土)
カテゴリー : お知らせ