新型コロナウイルス感染症について (国立感染研究所) 1月31日
中国・武漢で発症したとされるコロナウイルスによる新型肺炎が世界的に流行の兆しを見せております。
国立感染症研究所のHP「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」に掲載の関連するガイダンスが発表されましたので、ブログにアップさせてもらいます。
さて、中国・武漢で発症したとされるコロナウイルスによる新型肺炎が世界的に流行の兆しを見せており、厚労省は「ヒトからヒトへの感染が認められたが、現時点では広く流行が認められている状況ではない」として、「過剰に心配せず、季節性インフルエンザと同様に咳エチケットや手洗いなどの基本的な感染症対策に努めて」と冷静な行動を呼びかけております。
国も1月28日に国内で感染が確認された場合、法律に基づいて強制的な入院などの措置をとることができる「指定感染症」と、水際対策の強化につながる検疫法の「検疫感染症」に指定するための政令を閣議決定し、世界保健機関が国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態を宣言したことを受けて、2月1日より施行されます。
これに基づき、都道府県知事が患者に対して、感染症の対策が整った医療機関への入院を勧告し、従わない場合は強制的に入院させられるほか、患者が一定期間、仕事を休むよう指示できるようになります。
このことにより、「指定感染症」が施行される時期に、国や神奈川県から何等かの対応が出てくるものと予想されます。
以上の様な内容です。
あまり過剰な反応をするよりインフルエンザと同様に、帰宅したらうがいや手洗いをしっかりするようにした方が良いでしょう。
マスクは品薄になっているみたいですが、ある程度の数の確保はしておいた方が良いでしょう。
2020年1月31日 (金)
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